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TP-Link Archer C55 購入の報告

家では、無線LANを使っています。

ただ、部屋を超えると電波が届きにくい。おそらく建物が鉄筋コンクリートなためでしょう。そのために2台のアクセスポイントを別の部屋に設置しているのですが、そのうちの1台が壊れてしまったため、新たに無線LANルータを買いました。半年前のことです。

今回は、その顛末について書きます。



無線LANが家の中に届かない問題

無線LANルータを買っても、家の中全域を電波がカバーしきれないことというのがよくあります。

  • 2階建ての家
  • 鉄筋コンクリートのマンション
  • 周囲に自分の物以外の強力な電波がいっぱい飛んでいる場所

そして、一見カバーしていて接続できているようにみえるにも関わらず、実際には通信できないとか非常に遅いといったケースもあります。個人的に一番イラッと来るパターンです。
そのような問題を解決するにはどうするか。大きく分ければ2つあります。

  • 電波の強力なアクセスポイントを置く
  • 複数のアクセスポイントを置く

そして、アクセスポイントを増やす方法も2つあります。別の場所で有線LANにつなげるか、無線LANの中継器を使うか、です。
2つのやり方には、それぞれメリットデメリットがあるので、まずはそれを整理しておきましょう。

対応方法1:電波の強力なアクセスポイントを置く

これはシンプルで、要は無線LANルータを「電波の強さ」を売りにしているやつに変えてしまおうということです。
LANとかに詳しくない人にはおすすめのパターン。

電波の強さを売りにしているのはたいてい高級機なので、大概の人は機能的に不満が出ることもないでしょう。

対応方法2:複数のアクセスポイントを置く

無線LANルータを何台か買って、数の力で広い範囲をカバーしようというものです。
正確に言うと、「無線LANルータ」としてではなく「アクセスポイント」として使うことになります。

少しだけネットワークの知識が必要になる……かも、しれません。
そのかわり、どれかのアクセスポイントが壊れても他のアクセスポイントでとりあえず凌ぐことができるようになるというメリットもあります。

普通のアクセスポイントは有線のLANにつなぐのですが、無線LANだけで済ませる「中継器」を使うという方法もあちますね。

今回私が買ったもの:TP-Link Archer C55

以前は、国産B社の製品を使っていました。
しかし、それほど距離が離れていないにも関わらずどうも接続が安定せず、ストレスを抱えていました。さほど混線するような電波もなかったはずなのに……

もっとも10年以上前の話なので、今はどうか知りませんケド。

なので、国産N社の製品に変えてみました。
私の場合はこの機種変更で接続が安定しました。ほっ。

その後、引っ越しにより家の中で電波届かない問題が発生したので、同一メーカーの製品を買い足しました。

こいつ(追加購入分)も満足して使っていたのですが……
買ってちょうど4年ほどたったころ、いきなり応答しなくなり終了……
故障です。

私の感覚では無線LANルータが4年で故障というのはちょっと早い感じがして少し印象が悪くなりました。

とはいえ、このときはまたN社の製品を購入(3台目)したのですが。
しかしほどなくして1台目のN社製品も故障。
こちらは相応の長い期間頑張ってくれたので悪くはないのですが、2台続けて故障でお亡くなりになったとなると、何か他のメーカーも見てみたほうが良いような気になってきました。

で、このときに見つけて購入したのがこちらの製品です。




安いです!
そして、今のところは電波の飛び方にも満足しています。
アクセスポイントを増やして対応するにしても、電波が強いに越したことはないですからね。

耐久性については、今の段階でどうこう評価するのはアンフェアなので評価保留です。
N社製品の方は4年で故障だったのだから。
こちらは私が買ってからまだ半年です。
ただ、多少故障するのが早かったとしても、値段的に許しやすいかも。

なお、有線LANの速度向上などが図られた後継機(たぶん)はこちら。見た目はそっくりです。




おすすめポイント

  • 安い
  • 基本的な機能は押さえられてる
  • 値段の割に電波強い。アンテナ3本は伊達じゃない。

ITmediaの昨年11月の記事によると、TP-Link社は「22四半期に渡って途切れることなく世界シェアの首位に君臨」しているメーカーとのこと。

気になるポイント

  • 中国の深圳(深セン)の企業(日本法人あり)
  • 過去にバックドアの報道あり。
    意図せぬセキュリティホールであった可能性もありますが、中国製ということと合わせて「意図的に仕込まれたバックドア」と考える人もそれなりに多いようです。
  • その他にも過去にお粗末な運用の実績あり

バックドアの報道は正直気になりますね。
ベトナムのセキュリティ会社の調査が発端ぽいのですが、その他のニュースソースが見つからない。
(2017/12/23 別の記事を書きましたのでご参照ください)

その他、過去の製品で設定用に使用していたドメインの更新を怠っていたことがあり、その時の対応が少々お粗末であったことも伝えられています

このあたりのニュースが気になる人は避けておいたほうが良いかもしれません。

私の場合は無線LANルータとしてインターネットに直結するのではなくアクセスポイントとしてのみ使用していること、多くの通信でSSLを常用していること……などを踏まえ、ある程度のリスクを許容した上で使用しています。

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